2015年8月24日月曜日

麻布十番納涼祭・・・ある家族編その1

麻布十番納涼祭が、今年は 22日、23日の二日間ありました。
うちは、棚卸を頑張りました。(どんな関係がある?)
22日の棚卸が終わったら、鶴見川の花火が、ドーンドーンとあがっていました。




『放浪の画家 山下清画伯:長岡の花火』


さて、
麻布十番納涼祭には、
ある家族の”忘れられない思い出”があるのです。
そのことを、思い切って、UPしてしまいましょう。
時は、2005年8月21日です。
なんと、10年前のことです。

ここからは、筆者におことわりして、
原文のまま、掲載します。

麻布十番は若かりし頃、バイトをしたことがあって、
なつかしく、時々訪れるところだ。毎年この時期納涼まつりが催され、
たくさんの人が楽しむが、そういう催しが苦手で、行ったことはなかった。
今年はなぜか、行ってみたいと思い、夫と娘の3人で、出かけた。
予想以上の人出に、めげそうになる。
娘もすぐに、帰ろうか・・・・、と言い出す。
それでも、金魚すくいを見つけ、
やりたい!と立ち直った。
私はこの金魚すくいは思うようにいったためしがない。
というのも、”出目金”ねらいだからだ。
私のこの出目金コールに娘も早速応えて
・・・・ゲットした!




ところが、出目金は2匹とって、
はじめて1匹もらえるというお店のルールがあり、
どうしても、もう1匹とらなければならないのだ。
でも、金魚すくいのデリケートな紙はもう、出目金を捕らえるほどの力はなく、
遂に・・・・・アナが!!
なんとしても、あこがれの出目金の欲しい私は、もう一度!
と身銭をきる(一回300円です)。
そして、さすがわが娘!やりました。
遂に私は子どもの頃からの念願だった出目金を手にしたのだった。
誰?
そんなに欲しかったら、買えよ!と言ったのは!








このたこ焼きは小さいタコが丸ごと入っていて、
珍しいし美味しそうなので、並ぶたこ焼き屋だ。
並ぶのは嫌いだけど、やっぱり並んでしまった。
娘は、「タコに目が!」とか言って、
不気味がるし(食べたけど、)普通のたこ焼きのほうがよかった、
というのが二人の一致した意見だった。
夫は並ぶ私たちを冷ややかな目で見て、広島焼きをほうばっていた。



この納涼まつりの一つのウリは大使館が出すお店だ。
それがお目当てだったのに、
もう自由に歩けないもどかしさに・・・・帰ることになった。
でも、娘は楽しかった!と言っていたのでよかった。




帰り道で、
多摩川の花火を丁度やっていて、
第三京浜からみられたのは贅沢なオマケだった。

しかし・・・・・このあと、



こんな結末、書きたくなかったが・・・・・
その晩、その出目金は亡くなったのだ。
死体の処理はもちろん夫の役目だ。
夫が、割り箸で取って、「これは、魚だから、生ゴミと一緒でいいんだよ。」
と言うのを、
娘と二人で、「いやだぁ!庭に埋めて!」と叫んで、庭に葬った。
水槽に一度入れた出目金は、もはや
魚ではない!ペットなのだから!!!

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